新しい分野を新技術で拡大する

バブルが崩壊して以降、建設業界の中にはかなり厳しい状況が続いています。

大手のゼネコンと中小企業などでもちろん立場は異なっていますが、これからの存続をかけてという意味では岐路に立っているといえるでしょう。

今後も業界の中で生き残りを果たしていくためには、今の状態のままでは難しいかもしれません。

新しい事業を開拓して参入していくことで、他の企業との競争に勝ち抜いていく必要があります。

日本においては、準大手に分類されるゼネコンに対して、その倍以上の売上高のあるスーパーゼネコンに分類される企業があります。

このスーパーゼネコンでは、200年程度の長い歴史を誇っており、そういった中で蓄積してきた実績が武器となっています。

これまでにどのような施工が行われたのかというのは建設業界においてはもちろん重視されますし、そういった意味でも歴史が長いというのは非常に強みになるのですね。

非常に深い地下にまで及ぶ工事や、超高層の建築物などの工事などには特殊な技術が必要になります。

そういった技術を自社の中で研究できるということも、スーパーゼネコンの強みといえるでしょう。

ゼネコンは金融機能を有している必要がありますが、その意味でもスーパーゼネコンに対しての信頼度は高くなります。

発注をする側も、スーパーゼネコンに工事を取り仕切ってもらうことができれば、安心というわけです。

民間の建築事業においては、スーパーゼネコンの信用力が何よりも大きなポイントですし、競争相手に対しても価格競争で勝ち抜くことができます。

しかし、現在は建設市場の全体規模が小さくなってきている状態です。

その中で、スーパーゼネコンの収益も少しずつ減ってきてしまっています。

そこで、バブルの時代とは違う取り組み方で、新しい分野を拡大しようとしているようです。